プラセボとは、見た目は治験薬とそっくりですが、治験薬の有効成分な何も含まないものです。本来、有効成分を含まないために効果や体に対する影響などないはずですが、人によってはプラセボであるにも関わらず、効果が出る場合もあります。治験薬の効果と安全性を正確に評価するためにプラセボが使用されることがあります。
患者さん自身の意思でいつでもやめることができます。治験をやめたいと思ったら、担当医師に申し出てください。参加をやめたことにより、今後の治療に不利益を受けることはありません。これまでと同じように通常診療を受けることができます。
CRCは、治験コーディネーター(または臨床研究コーディネーター)とも呼ばれます。CRCの多くは看護師、薬剤師、臨床検査技師などの資格をもち、治験を実施する医師をサポートしています。
また、治験に参加する患者さんの相談窓口として、診察や検査をサポートします。何かわからないことや心配なことがありましたら、遠慮せずにご相談ください。
メリット |
通常の治療よりも詳細な診察や検査が行われます。 |
新しい治療を受けるチャンスがあります。 |
同じ病気で苦しんでいる患者さんの治療に貢献できる可能性があります。 |
デメリット |
治験中は体調に変化がないかどうかを慎重に確認するため、診察や検査が増えたり、来院する回数が増えたりする場合があります。 |
参加する治験によっては、プラセボを使用する場合があります。 |
現在使用している薬を止めていただく場合があります。 |
毎日の症状やくすりなどについて、日誌や記録をつけてもらうことがあります。 |